2017年08月13日

子どもと人形

「わらべうたであそぶ会」では、幼児期における人形の役割の大切さを受け、ハンガリーの幼児教育を研究・実践しているコダーイ芸術教育研究所が創作した「軍足人形」を使って遊んでいます。

会に参加しているお母さん方から、子どものために是非作りたいという声が上がり、「軍足人形作りの会」ができました。

男の子でも女の子でも、自分に似たもの、人間の形をしたものとして人形が身近にあるということは、子どもが人間になっていく過程の中で、大切な条件のひとつといわれています。(「新しい家庭教育の創造 下 」
羽仁協子著 雲母(きらら)書房)

また、ドイツの哲学博士シュタイナーが築いた「人智学・教育学」を基にした幼児教育においても、人形は大切なおもちゃのひとつとされています。

そのことについて、フライヤ・ヤフケ氏(ロイトリンゲ自由ゲオルゲン学校附属幼稚園教員)は、
「おもちゃにとって肝心なのはファンタジーの力が刺激を受けること、生き生きとした自然の印象が伝わってくることです。」
「このことは、人形についても言えることで、人形は人間の姿をしているので、子どもはファンタジーを通して、お人形の中に自分自身の成長、発達する姿をみるのです。」
と言っています。

一方
「目をパチクリさせたり、ミルクを飲み、おしめを濡らすなどの解剖学的な特徴を持った人形では、ファンタジーは育ちません。」
「それらがどんなに味気無く、非芸術的であるか指摘するまでもありません。」
そして、人形や着せる服の形や色はシンプルにすることも大切と言っています。
(「親子で楽しむ手作りおもちゃ」フライヤ・ヤフケ著 高橋弘子訳 地湧社発行)

コダーイ芸術教育研究所が創作した軍足人形は、軍足をダイロンで濃い肌色に染めてから作るようになっていますがここではそのままの生成りの色を生かして作ります。
posted by 母と子のためのスペース”穂” at 23:49| 子育てのこと(環境) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする